【第一種電気工事士試験】再挑戦(その2)

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公表問題6

私の今年(令和4年度)の鹿児島での試験問題である。

この問題は複雑そうに見えるわりにはくみしやすく思えた。

施工条件5の電流計は変圧器2次側のS相に接続すること(電流計は必ず直列に接続することは意識しておく

アウトレットボックスから開閉器代用の端子台へ向かう1.6㎜、3芯と、そこから電源表示灯(ランプレセプクタル)に向う1.6㎜、2芯については、まず最初で2本とも切っていると形的に揃えにくいこともある。
もちろんそれを見越して正確に測って切れば問題ないが、その面倒さを減らすためにも3芯を先に切断し開閉器につないで、開閉器の戻りの2芯はそのとき3芯に合わせてアウトレットボックス側を切断すると揃えやすい。

練習は3回。最短53分、最長65分であった。

公表問題7

複線図ではCTと開閉器及び電流計との接続が肝要と言える。
またCTの結線図に実際の2つの端子台の端子のK、k、L、l(エル)を当てはめられたら複線図でもそう迷うことはないだろう

この出題はKIP電線が最長である。
CT代用の端子台と変圧器代用端子台、過電流継電器代用の端子台もある。

CTからアウトレットボックスへのCVV2.0㎜、3芯ケーブル若干切断に注意が必要である。
私はCT側は500㎜支給されるうち、まず半分の250㎜外装を剝いた。
黒白ケーブルのみ、その外装を剝いたうち130㎜で切断して白色のみ2つのCT間のワタリに使用。
テキストなどでも微妙に差があるが、自分がやりやすくかつ欠陥にならない長さの調整などを行えば良いだろう(形に拘りすぎない)

また私のテキストではR相の電流測定となっているが、年度によってS相またはT相での電流測定の出題もあるようなのでそれぞれの場合の複線図を練習した。

練習は3回。最短48分、最長53分で、私は複線図で迷いさえしなければ比較的短く済ませられている。

公表問題8

6極の端子台およびボタンスイッチの結線まで結線部が多くて煩雑であり、そこに時間がかかるのだが、日本エネルギー管理センター事務局の西山講師によると、この問題は出題される結線図がほぼ毎年変化しないということなので(油断は禁物だが)、この結線を丸暗記すれば良いと思われる。そう思えば気が楽であった。

内部結線図はそのまま6極の端子台に合わせると良い。制御回路図はボタンスイッチと合わせる。いずれも丸暗記しておく。

CVVケーブルは6極の端子台とボタンスイッチを繋ぐが、ボタンスイッチ側は外装80㎜、6極の端子台側は130㎜外装を剝いて、赤はそのまま、白黒は少し短くすれば見栄えは良いが、3本同じ長さでも問題ない。

練習は5回と、やや多いのはやはり結線の多さにプレッシャー感じていたから。
最短55分、最長75分。記憶に努めてもこれくらいかかってしまっていた。

公表問題9

ランプレセプタクル(令和4年度ではランプレセプタクルが屋外灯に変更)回路の展開接続図を複線図の中にどう落とし込めるか。
またタイムスイッチ代用の端子台説明図では4極の端子台であり、自動点滅器代用の端子台説明図は3極の端子台となるのでややこしい
自分が理解できるレベルを超えていたのでとりあえず複線図を暗記したが、日本エネルギー管理センター事務局の西山講師の動画による説明はかなり参考になった
しかもこれはAND回路としての問題だが、OR回路としての出題もあるらしく、その分の複線図化も練習していた。

結線箇所はリングスリーブと差込みコネクタ部分があるものの難易度は高くない方である

変圧器2次側からのVVF2.0㎜、2芯は総支給700㎜のうち他負荷への施工省略部分は250㎜、アウトレットボックス側へは450㎜ずつにした。

練習は3回。3回すべて40分台である。要は作業時間というより複線図を迷わずに書けるかによるものと思う。最短は40分。

公表問題10

特徴としてはKIP電線以外ほぼCVVという「より線」のみであること。
注意点としては、より線のリングスリーブによる圧着では、より線の2.0㎜は1.6㎜扱いになるということである。例えばCVV2.0㎜を2本圧着するときには刻印は○である

またこの問題もVCBの展開接続図があり、複線図へのその展開図の落とし込み、及び3極の表示灯端子台との接続などがややこしい。

また電圧計の相は変更になる場合もあるらしいので、どの相でもスムーズに複線図を描ける練習をしていた。

結線箇所は1か所。

変圧器2次側からアウトレットボックスに向かうCVVは、変圧器側から約140㎜外装を剥いた。
ワタリは2㎜3芯から取る。

この問題も公表問題9と同じく複線図を書くのに手間取りさえなければ比較的時間は掛からない問題だと思う。

練習は4回。最短は48分、最長は58分。

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