説教おやじの徒然日記:【実家の庭手入れ】柿の木の剪定と換気扇の維持。2日がかりのメンテナンス

実家のメンテナンスは、後回しにすればするほど将来の自分たちへのツケとなる。

今回は、両親の実家にある倉庫の整理と、空高く伸びきった「柿の木」、そして隣り合う「みかんの木」の剪定に取り組んだ記録をまとめる。


柿の木が抱える「二つの役割」

実家の庭にそびえ立つ柿の木。見上げるほどに枝が伸び、放置すればさらに巨大化して手に負えなくなるのは明白だ。

「今年のうちに手を打たなければ、将来の撤去作業が何倍も大変になる」という危機感から、剪定を決意した。

しかし、この柿の木には単なる果樹以上の重要な役割がある。それは換気扇を支える支柱としての役割だ。

柿の木の幹に沿うようにして換気扇(煙突のような形だが煙は出ない)が設置されている。木を根元から伐採してしまうわけにはいかない。

換気扇の安定性を維持しつつ、不要な部分だけを切り落とすという、精度の高い作業が求められた。

幹を守るための「あえて残す」選択

剪定において最も気を遣ったのは、重要な幹を枯らさないことだ。

ただ闇雲に枝を落とせばいいわけではない。

太い幹の健康を維持するためには、そこから生えている若い枝や小さな枝をあえて残す必要がある。これらが木の生命線を維持する役割を果たすからだ。

「切るべき枝」と「残すべき命」を見極めながらの作業は、想像以上に神経を使うものだった。


過去の教訓と「柿の木」の性質

今回の作業において、最も優先したのは安全である。

実はかつて、私の母親が同じような作業中に木から落ちて怪我をしたという苦い経験がある。高所作業に伴うリスクは、家族としても決して他人事ではない。

また、植物学的な知識として柿の木は非常に脆(もろ)くて折れやすいという性質があることも念頭に置いていた。

一見太そうに見える枝でも、体重をかけた瞬間にポキリといく危険がある。

過去の教訓と木の性質。その両方を踏まえ、常に最悪の事態を想定しながら、慎重に慎重を重ねて作業を進めた。


隣り合うみかんの木との格闘

柿の木のすぐ隣には、もう一本の主役がいた。大きな実をたわわにつけたみかんの木だ。

見た目はみかんのようだが、厳密には種類がわからない。

ただ、非常に大きな実がなる種別であることは確かだ。柿の木の剪定と並行して、このみかんの木も大胆に手を入れていく。

今回は管理を優先し、実がついている枝もほとんどすべて切り落とすことにした。

収穫ではなく「土に還す」

たわわに実ったみかんたちだが、今回は食べることはせず、すべて庭に掘った穴の中へ埋めることにした。

結局、その実がどんな味だったのか、甘かったのか酸っぱかったのかはわからない。少しもったいない気もしたが、今回の目的はあくまで「庭の管理と整理」。未練を残さず、次の季節のためにすべてを土へと還した。


道具と足場の確保が鍵

今回の作業で活躍したのは、以下の道具たちだ。

  • ハンディチェーンソー: 太い枝を効率よく落とすための必需品。
  • ノコギリ: 繊細なカットや、チェーンソーが入りにくい箇所で使用。
  • はしご・脚立: 複数の脚立を組み合わせ、安定した足場を構築。

特に高所での作業は、一歩間違えれば大怪我に繋がる。

画像からもわかる通り、足場の確保には細心の注意を払った。


二日がかりの死闘、そして完了へ

柿の木とみかんの木。二つの大物と向き合った作業は、最終的に2日がかりで全行程を完了することができた。

無事に作業を終えた後の庭は、それまでの鬱蒼とした姿から一変し、視界が大きく開けた。柿の木は、役割である換気扇をしっかりと支えつつ、スッキリとした姿で立っている。

怪我もなく、予定していた範囲をすべて切り終えることができて一安心だ。将来の大きなトラブルの芽を摘みつつ、現在の機能を維持する。

実家の維持管理とは、こうした「今できる最善」の積み重ねなのだと改めて実感した2日間だった。

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